電子書籍とは?
ここでは、電子書籍の基本知識と特徴について解説します。
電子書籍とは、紙の書籍のような現実に手に取れる書籍とは違い、スマートフォンやタブレット、パソコン、専用端末などで読むことが可能な電子データです。
特に、iphoneやandroidスマホのAmazon Kindleアプリで閲覧されることが多く、ebook(イーブック)やデジタルブックなどとも呼ばれます。
電子書籍は名称に「書籍」と付いているので、商業出版の紙の書籍と同じように思われがちですが、実際は全く別の物と言っても良いでしょう。
紙の書籍とは全く違い、どちらかと言えば、PDFデータに似ています。
電子書籍はPDFとは違いますが、同じくらい楽に作成できるということです。
ただし、単なるPDFデータとの最大の違いは、Amazonや楽天、Google Play books、ibooks、などの有名なオンライン書店で売ることができる点です。
販売する先は著者が選択できますが、例えば、Amazon Kindleで出版する場合、Amazonの審査を通過した、Amazonが書籍として認定しているということです。
本来は、ここにこそブランド価値があります。
さらに、紙の書籍も電子データ化されてAmazonや楽天などで販売がされているため、電子書籍は紙の書籍と同様に価値が高まりました。
これが電子書籍に大きなブランド力を与えており、PDFデータとは全く異なる価値があるのです。
ただ、電子書籍は、文章を作り変換するという点では、Wordで原稿を作成して、PDF形式にするく程度のシンプルな作業で作成できます。
お手軽なのにビジネスにおける効果が高く、別の記事でお伝えしますが、自社の商品やサービスのブランディングと集客に活用できるので、電子出版することのメリットが大きいのです。
ユーザー目線の電子書籍の特徴
電子書籍を出版するなら、読み手(Amazon Kindleユーザー)から見て、電子書籍にどういった特徴があるのか知っておきましょう。
電子書籍は物体とは違い、電子データなので、次のような特徴があります。
●電子書籍のメリット
・在庫切れがない
・置き場所に困らない
・汚れることがない
・人の目を気にせず読める
・暗くても読める
・持ち歩きが楽
・比較的安く買って読める
●電子書籍のデメリット
・読み終わってから売れない
・中古で安く買うことができない
・人に貸したり、あげたりできない
・転売が不可能
つまり、電子書籍は、利用者から見て、売買や譲渡、貸与はできませんが、それ以外の側面から見ると、時代にあった需要が高い読み物だと言えるのです。
そして、まだ電子書籍ブランディングや集客を取り入れている企業が少ないので、ブルーオーシャンかつ先行者利益を得らるんですね。