経営コンサルタントが作成するブログの書き方を大公開!

こんにちは。
「ブログの書き方」について書いていきたいと思います。
・普段どういう手順でブログ書いているの?
ということをもう少し詳しく知りたい人は必見です!

最近、ブログに関して「どうやって書いているの?」ということを聞かれることが増えました。

この記事を書いているのは、自分のブログをはじめてまだ2か月目の時です。

2カ月という短い期間ですが、1日~2日に1記事をアップすることを目的に取り組んできたこともあり、色々とブログの書き方について学ぶところがありました。

そこで、私自身のブログ作成のTipsを少し紹介できればと思います。

このTipsですが、ブログに限らず、「1つのテーマに対して文章を作成すること」に活用できればと思います。

このブログだと、毎回1つのテーマで2,000文字から7,000文字くらいの量を目安に作成しているので、このくらいの量の文章を作る際に活用いただけると思います。

では、「ブログの書き方」についてご紹介していきたいと思います。

1.コンサルティング活動のアウトプットとの違い

ブログを書く時は、コンサルティングの活動でのアウトプットとは少し異なります。

一番大きく違うところは、個人かチームかということです。

コンサルティングの活動の場合は、クライアントのプロジェクトチームもあり、コンサルタントのプロジェクトチームもあり、クライアントとコンサルタントと協働してチームでアウトプットを作成していきます。

そのため、

  • 当初設定した活動の目標
  • 解決すべき課題

などアウトプットとして検討していなかければならない内容について役割分担はしますが、共同で検討を行います。

一方で、ブログについては個人で作成しています。

そのため、比較的自由に検討を行って作成しています。

「自由に」というのは、手順も自分の創意工夫で調整できるし、時間も週末の自分の時間を上手く使いながら、という意味合いで「柔軟に」というような感じです。

2.書くテーマを考える

まず、初めにブログのテーマを考えます。

例えば、今回皆さんに読んでいただいているブログも始める前に50回分くらいのテーマはリストアップしてみました。

50回分のテーマについてシナリオを作成して、ブログとして順番に書いているわけではありません。

しかし、初めてのブログへの挑戦ということもあり、ブログを始めるにあたり、途中で書きたいことがなくなったりしたらとどうしよう、という不安を持ったため、リストアップしてみました。

リストアップしてみて、

  • 日ごろ自分が問題意識として考えていること
  • 自分自身が仕事を通じて自信を持ててきたこと

などが分かってきたこともあり、初めにテーマをリストアップしてみて自分を再認識するという点で大変良かったと思っています。

このリストは、今も成長し続けているので、引き続き様々なテーマで書いていければと思います。

ブログを書くのは平日の空き時間、週末を利用して書いています。

書くにあたって、

  • 情報をインプットする
  • インプットした情報をもとに考える

などの書く前に頭の準備体操をしており、書くこと自体よりもこの準備体操が結構重要です。

3.情報のインプットとヒラメキ

ブログはいきなり書き始めているのではなく、毎週テーマについて考えて、書きたいことが固まってきたら書き出しています。
いつも、4~5くらいのテーマを頭い入れて、どんなことを書こうか考えています。

もちろん、これまで蓄積した情報もあり、テーマのリストアップをしておりますが、テーマによっては最新情報のインプットや書きたいテーマに沿っての新たなインプットを行います。

情報のインプットにはブログのテーマに関連する本を読んだり、インターネットを検索したりがメインです。

情報をインプットする際に、ブログではデータ分析などを行うわけではないので、本やインターネットで書かれていることをそのままメモ書きしたりするということはあまりありません。

重要にしているのは、情報をインプットした際やその後考えている時にふと思いつく“ヒラメキ”です。

例えば、本を読んでいたりしても、自分の頭にあるブログのテーマに対して、読んでいる本などの内容が触媒となって、急に新しいアイディアがひらめいたりします。

皆さんもそのような経験があると思います。

結構、こういう“ヒラメキ“が重要で、放っておくとすぐに忘れてしまうので、必ずメモをとるようにしています。

後になると、ひらめいたこと自体は覚えていても、ひらめいた中身が思い出せないということが少なくありません。

他には、通勤途中の電車の中や時々通っているジムで運動している時などにヒラメキます。

悶々とブログのテーマについて考えているというよりは、ブログのテーマを頭に置きながら、色々な情報に触れてひらめいたことをメモに溜めています。

メモする時は、いつも小さい手帳を持っていて、そこに書いていったり、小さい付箋を持っているのでそこに書いていったりしています。

すぐにメモに書かないとせっかくひらめいたアイディアが消えてしまうことがよくあるからです。

重要なことは、ヒラメキが消えてしまわないよう、すぐにメモできるようにしておくことです。

そのため、ブログを作成するのは週末が中心の作業ではありますが、書こうと思ったテーマを頭に入れて、短くても1~2週間は熟成させている感じです。

4.コンテをつくる

コンサルティング活動でアウトプットする時は、絵コンテのようなストーリーボードというものを作成します。

しかし、ブログを作成するときは、ストーリーボードのようなものは作成していません。

チームではなく、個人で書いているということもありますし、一つ一つがプレゼンテーションの1ページではなく、文章としての流れがあるからかもしれません。

そのため、ブログを書く際は、もう少し簡単な「コンテ」を作成しています。

自分で「コンテ」と呼んでいますが、基本は以下になります。

  • 書きたいことの見出しの構成
  • 見出し毎に書きたいことの“ヒラメキ”のメモやキーワードを整理したもの

テーマに対して、初めから見出しの構成があらあら決まっているものもありますが、前述したようにひらめいたメモを並べてみて、構成を考えてみるようなケースもあります。

A4の用紙を1枚用意して、3~4つの見出しの候補を書き出します。

その上で、見出しの候補に対して書きたい内容のキーワードやひらめいたメモの内容を書き出していきます。

このようにいろいろ構成を考えている間にもひらめくことはありますので、そういったこともメモしていきます。

コンサルタントとしてストーリーボードを作成するときは、A4の用紙を横書きするのですが、なぜかブログを作成するときは縦書きです。

この「コンテ」ができてしまうと後は書くだけです。

5.文章に仕上げる

「コンテ」で整理した構成とメモやキーワードをベースに、ブログの文章を作成していきます。

既に「コンテ」を作成した段階で、頭の中には書きたいことはまとまっていますので、毎回下書きを作成するようなことはしていません。

「コンテ」を見ながら文章を作成していきます。

その点では「コンテ」は、

  • 自分が書きたいことの構成を視える化する
  • 書きたいことを忘れないようにしておく

という、大きな役割を持っています。

「コンテ」を見ながら、一旦、書こうとした「コンテ」の内容は全部書いてしまいます。

その上で、文章を見直したり、推敲したりします。

ずっと同じ文章を読んでいると内容が頭に入らなくなってくるので、他のテーマのブログを考えたり、好きな本を読んだりして、気分転換などすることも重要です。

あと、なるべく文章はシンプルにするようにしています。

文章を完成させた後、無駄な表現や言い回しなどシンプルになるように削っていきます。

やはり、多くの方に読んでもらい役に立てもらえないかなと思い、なるべく分かりやすく表現するようにはしています。ただ、読み返してみると、どうしても職業柄回りくどい表現もあるかなと反省しています。

まだ、私も慣れておらず修行中ではありますが、なるべく皆さんに読みやすい文章を作成しようと心がけています。

6.まとめ

書くテーマによって、少しずつ異なるところはありますが、大体ご紹介したような方法でブログを作成しています。

はじめのうちは慣れないこともあり、なかなか記事を書き始めることができませんでした。
書き始めても書き終わるのに時間がかかっていました。

また、今から読み返してみると、始めたころの記事の構成や文章は今に比べてこなれていず、読み返すたびにいつも書き直したくなります。

ただ、この2カ月間、記事を書き続けることは大変でしたが、成長も感じています。

これからブログに取り組まれようとする人たちも、はじめは大変だと思いますが、是非続けてみてください。

最近はこのようなアウトプット術に関する本がたくさん出版されていますが、古い本になりますが私は好きで時々読み返しています。

知的生産の技術 (岩波新書)