「中途入社の若手コンサルタントが入社後に力を入れるべきこと厳選5選!」について書いていきたいと思います。
・来月から出社だけど、どんなことに注意すれば良いの?
事業会社からコンサルティングファームに転職する人は年々増えているようです。
数年事業会社に勤めて、キャリアチェンジを目指している人が多いように思います。
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一旦入社をして馴染んできた会社を変わり、カルチャーも仕事の仕方も違うコンサルティングファームで働き始めるのは不安ですよね。
そこで周りの知人のコンサルタントの意見も総合して、入社後にどんなことに気を付けるか、どういうところに力を入れれば良いかといった情報を共有できればと思います。
また、実際の行動を起こす際に参考となりそうな本も併せて紹介したいと思います。
今回は「中途入社の若手コンサルタントが入社後に力を入れるべきこと厳選5選!」について紹介してきたいと思います。
コンテンツ
1.自ら積極的にアプローチする
コンサルティングファームの仕事の仕方として、自分で考え、自らアクションを起こしていくというカルチャーが他の会社よりも強いように思います。
オフィスに来れば、誰かが何か仕事の指示してくれるという仕組みにはなっていません。
また、定型的に繰り返すような仕事もありません。
基本は4人~5人のプロジェクトチームにアサインされ、そのチームのメンバーとしてアサインされます。
チームにアサインされた後は、一人のコンサルタントとして働くことが期待されます。
チームの中で役割分担をされ、作業をしていきますが、一つ一つの作業の中身や進め方等を自分で考え、分からなければ積極的に質問をして、解決して仕事を前に進めていくという姿勢が必要です。
分からないからと言って、誰かがそれを察知して教えてくれるようなことはありません。
多少間違っていても構いません。
自ら考えて行動することを心がけるようにすることが重要です。
2.ロジカルシンキングに強くなる
先輩の経営コンサルタントの人と仕事を始めると、ロジックや根拠についてこだわりが強いことを感じると思います。
トヨタ生産方式の「5つのなぜ」ではないですが、常にロジックや根拠を明確にする必要があります。
この仮説に至った理由や根拠は何か、何が理由でこういう問題が起こっているのか等、物事を考える上でのロジックに徹底的にこだわることが必要です。
プロジェクト等の打ち合わせで意見を言うことは重要ですが、ちょっとした思い付きレベルでの発言は要注意です。
「それってロジカルじゃないけど、説明してくれる?」とかすぐに言われてしまいます。
社内だからっていう甘えは禁物です。
「そういうことをいうと角が立つから、その辺でいいじゃない」ということは基本無いと思った方が良いです。
話し方もしかりですが、資料の構成、データの分析等全てにおいて自分なりに完璧なロジックを考える癖をつけましょう。
それでも、初めのうちは隙だらけで、突っ込みどころ満載かもしれません。
しかし、自分で考えたロジックをレビューしてもらい、そこから自分のロジックに何が足りなかったのか学ぶことが重要です。
初めのうちは悔しい思いもたくさんすると思いますが、それをバネに学びの力に変えましょう。
物事を考える際にこういう視点もあるんだと気づかされる本なので、是非読んでみて下さい。
3.PowerPoint/EXCELのスピードになれる
転職の面接とかで、「今もEXCELやPowerPointは使っているので、転職後もすぐに基本的な作業ができます」という人が結構多いとお聞きします。
しかし、事業会社から転職したばかりの人達のEXCELやPowerPointのスキルでは、スピードが追い付かない場合がほとんどです。
PowerPointについても資料の構成や見栄えが基本的には大雑把なことが多いように思います。
きれいな図を作ることが仕事ではありませんが、自分たちの考えることを分かりやすく伝えるためのPowerPointのスキルは必要です。
また、EXCELについても色々な関数を使わないため、大量のデータ分析も時間がかかりますし、作業が冗長なことが多いように思います。
最も大きな違いは、コンサルタントの人はマウス等を使わずにほとんどの作業をショートカット等で行うところです。
「タイプをしながら、マウスに持ち替えて、メニューを選んで、コマンドを探して処理をする」ということは基本しないです。
ショートカットのみでほとんどの作業が終わります。
そのため、同じアウトプットを作るにしても、圧倒的に短時間で終えることができます。
たかがPowerPointやEXCELです、極めることを心がけてください。
4.時間を効率的に使う
上記のようにPowerPointで資料を作ったり、EXCELでデータを分析するのにも時間がかかってしまいます。
それにもまして、ロジカルな資料の構成や分析力を求められます。
そうすると、どうしても足りなくなるのが時間です。
特に、初めてのプロジェクトに入った場合は、右も左も分からない中で、周りの人がどんどん資料を作っていき、自分はやっていけるのかどうか心配になるばかりです。
そんな時に必要になるのが時間です。
入社して仕事のペースが分からないうちは、プライベートの予定等はなるべく入れないようにすることをお勧めします。
それぞれ考え方もあると思うので決して絶対ではないですが、時間が足りなくなるのは事実です。
折角つかんだキャリアチェンジのチャンスです。
時間の使い方の優先順位はとても重要になります。
寝る時間を削ってショートスリーパーになる、体を鍛えて徹底的に休まない、というような強者もいますが、自分に合った無理のない時間の作り方を考えましょう。
※時間の作り方は以下の記事を参考にしてみて下さい
5.情報のインプット量を増やす
入社してプロジェクトにアサインされ、先輩のコンサルタントの人達と会話をすると、なんでこんないろんなこと知っているんだろうと思うと思います。
一般的な経済や政治のニュースはもとより、最近出たばかりのビジネス書の内容を把握していたり、最近はやりの歌や芸能ネタも詳しかったりします。
結構、皆さん情報には様々なアンテナを張っています。
本なんかも週に何冊も読んでいる人がいますが、忙しいのにいつ読んでるんだろうと思います。
皆さん、読書法なんかも工夫しています。
※情報のインプット方法については以下の記事も読んでみて下さい
6.まとめ
キャリア採用でコンサルティングファームに転職すると、思っているより早く実際のクライアントのプロジェクトにアサインされることになります。
是非、試していただきたいのが、アサインされた時から今回紹介したようなことを意識できているか、定期的にチェックすることをお勧めします。
仕事を始めてから1時間たって自分はどこができていなかったか、またできていなかったことについてどう改善すべきか書き出してみましょう。
次は1日たって1日の終わりにチェックとして、やはり改善すべき事項を書き出してみましょう。
翌日以降は、朝一に確認して、1日の終わりにチェックします。
これを続けて1週間たって自分としてできなかったことは何かを改めてチェックします。
働き方やものの考え方は思っていはいてもなかなか変えられるものではありません。
常にどう行動し、どう考えるべきかを意識して行動することをお勧めします。