「プレゼンスキルアップのコツと方法」について書いていきたいと思います。
・プレゼンがうまくいかなかったけど、次回までに何を直せば良いの?
私は、正直人前で話をすることが苦手で、ましてや多くの人の前でプレゼンするのは心から避けたいと思っています。
しかし、経営コンサルタントの仕事をしていると、毎週何回かクライアントとの打ち合わせがあり、資料の説明など簡単なプレゼンをしなければなりません。
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少し立場が変われば、報告会でクライアントの経営者の前でプレゼンをしたり、大きな会場でセミナーの講師等をしなければならないです。
嫌いだからと言って、いつまでも避けて通れないプレゼンです。
今回は「プレゼンスキルアップのコツと方法」について紹介してきたいと思います。
コンテンツ
1. プレゼンスキルアップ方法
これまで数多くプレゼンやセミナーをしてきた経験から、プレゼン能力が高い人が意識しているコツとやり方を紹介します。
1. 骨太のシナリオを準備する
プレゼンで話す内容について、プレゼンを通して全体のシナリオきちんと考えて準備をします。
例えば、「起承転結」とか「結論・理由・事実」とか、分かりやすいシナリオを考えます。
シナリオに沿って資料を作りますが、よく言われるように「1ページ、1メッセージ」を守りましょう。
色々なことを言い過ぎると論旨がめちゃくちゃになってしまうので、注意が必要です。
また、プレゼンの資料には書きすぎないことです。
説明資料に書いていないことを説明することでプレゼンターの価値が高まります。
※資料の作り方については、以下の記事も読んでみて下さい
2.リハーサルは欠かさない
リハーサルとか、ちょっと恥ずかしいですよね。
でも、リハーサルはとても重要です。
恥ずかしいかもしれないですが、必ずリハーサルを行うようにしてください。
できれば、各ページで話す内容をあらかじめ下書きして、練習をします。
予めストーリーを整理すると説明資料の矛盾や弱い部分がよく分かります。
また、時間内に終わるよう、リハーサルで内容を調整することも重要です。
3.オーディエンスにアイコンタクトを忘れない
プレゼンの際、準備が十分でないと、どうしてもPCの画面や投影されている内容を見ながら、資料を読んでしまいます。
それでは、プレゼンターがいる意味がありませんね。
リハーサルで準備した上で、本番ではオーディアンスにアイコンタクトします。
重要な会議で、キーパーソンがはっきりしていれば、キーパーソンに向かって話しかけます。
セミナーのような場合であれば、数人目立つ人を選んで、アイコンタクトして話すようにします。
そうすることで、自信をもって話していることが伝わります。
質問された時も、質問者をきっちり見て回答するようにしましょう。
4.ポインターは目的以外に使わない
プレゼンの際には、レーザーポインターや指し棒を使うことで、説明で重要な箇所等を指し示すことで、効果的に話すことができます。
しかし、レーザーポインターや指し棒を持っていると、使っていない時に手持ち無沙汰で知らず知らずに手遊びをしてしまいます。
レーザーポインターや指し棒を使う際には、常に意識しながら使い、使わない時は演壇の上に置くなど気を使うようにしましょう。
5.無くて七癖、意識して話をする
プレゼンで話をする時は、普段よりも大き目な声でゆっくり話すように心がけるようにしましょう。
語尾をはっきり発音することも重要です。
同じ内容でも自信があるように聞こえます。
また、気を付けなければならいのは、話し始める時です。
意識をしていないと、つい「え~、・・・。」、 「で、・・・。」、 「ま~、・・・。」とか口から無意識に出てしまいます。
無くて七癖です。
資料の冒頭や説明のつなぎの際に、意味の無い言葉を発しないよう気をつけることが重要です。
6.質疑応答は早押しクイズではないので焦らない
プレゼンをしていて、嫌いなものの一つが質疑応答の時間です。
訳の分からない質問されたらどうしようといつも心配しています。
そのためか、つい質問されると、すぐに答えなければと思ってしまいます。
質疑応答は、早押しクイズではないので、聞かれた質問を頭の中で一回咀嚼し、質問の趣旨をよく考えてから答えるようにしましょう。
特に、緊張して上がっていると、回答をあせりすぎるので注意して下さい。
質問の趣旨がはっきりしない時は『ご質問の趣旨はこういうことですね』と確認をとることも重要です。
すぐに答えが浮かばない場合も同様です。
質問内容を復唱して確認する間に、答えを考える時間を稼ぎましょう。
7.時間内に終わらせる
タイムマネジメントはプレゼンターのスキルの基本中の基本です。
プレゼンは必ず時間内に終わらせます。
クライアントの打ち合わせでもセミナー等でも、出席者は大抵次の予定が入っています。
ですので、多少早く終わる分には構いませんが、時間をオーバーすることは禁物です。
時間をオーバーするだけ、そのプレゼンの評価は大きく下がります。
十分にリハーサルをして、時間内に終わらせられるよう準備しましょう。
2.まとめ
プレゼンの内容を聞く側としては、大抵の場合は初めて聞く内容です。
初めて聞く内容を理解するには、一度にたくさんの情報を与えられると聞いているだけでは理解しきれません。
その為、紹介したように資料も分かりやすくし、普段よりもゆっくり話して、オーディアンスの人が理解し、内容を吸収できる時間を作ることが重要です。
スティーブ・ジョブスを目指す必要はありません。
まずは、相手が理解できるようゆっくり話すことから始めてみて下さい。
※日頃から話し方は重要です。以下の記事も参考にしてみて下さい