【スキルアップ】経営コンサルタントにおける英語の重要性と学び方

こんにちは。

「経営コンサルタントにおける英語の重要性と学び方」について書いていきたいと思います。

・コンサルに英語って必要なの?
・英語ができると何が良いの?
・勉強法について知りたい・・・

ということをもう少し詳しく知りたい人は必見です!

就活生や事業会社で経営コンサルタントを目指す方から「経営コンサルタントになるのに英語は必要ですか?」と聞かれることがあります。

私は日系コンサルティングファームで日本企業を担当するので、英語をよく使うかという点ではあまり仕事で日常的に英語を使うことはありません。

ただ英語はできないよりできたほうが良いと考えています。

私は経営コンサルタントとしても、将来の自分のためにも英語の勉強に取り組み、自己投資として英会話学校にも通っています。

そこで「経営コンサルタントにおける英語の重要性と学び方」についてご紹介していきたいと思います。

1.英語ができると何が良いの?

理由は以下の2つだと思っています。

・仕事の幅や機会を増やすことができる

・他の人よりも早く色々な情報にアクセスすることができる

この2つについて、詳細をみていきましょう。

仕事の幅や機会を増やすことができる

通訳・翻訳等の仕事をではないので、英語ができるだけで仕事が増えるわけではありません。

しかし、これまで私が担当してきたクライアントも大手の企業が多いことから、海外にネットワークを持ち、海外との取引も当然あります。

結果、業務プロセスも国内だけではなく、海外の拠点や取引先ともインターフェースがあり、海外の拠点や取引先への説明の際にも英語が必要になってきます。

また、グローバルでの基幹システムの構築となると

  • 要件定義
  • 開発後のユーザーでの受け入れや教育
  • 定着化の支援

などを英語を抜きにして活動することはできません。

結果として、英語ができるコンサルタントの方が仕事の幅や機会はどんどん増えていきます。

他の人よりも早く色々な情報にアクセスすることができる

経営コンサルタントの仕事をしている中で大切にしていることとして、情報のインプットがあります。

経営層の方々と話す機会が多いため、世間情勢などの日々の情報も重要ですが、経営コンサルタントとして知見や新しい経営理論やマネジメントの手法を学ぶ必要もあります。

例えば、私が良く見ているものとしてMcKinsey & Company社の「Insights」があります。

※誰でも簡単にApp Storeから「McKinsey Insights」のアプリをダウンロードできます。

他社ではありますが、McKinsey & Company社が考える経営の考え方やコンサルタントとしての視点や手法などが紹介されております。

内容は英語のため、英語を苦手としているコンサルタントよりも早く、コンサルタントとして必要な情報を入手することができます。

また、日本語に翻訳されない書籍や専門誌を読む際にも大変役立ちます。

2.苦痛を楽しみに変える勉強法って?

私も英語の勉強が初めから楽しかったわけではありません。

正直、学生時代の英語の勉強は好きではなかったので、継続して勉強できるようになるためには、色々な苦労がありました。

その克服のために、一つ始めたのが“苦痛を楽しみに変える英語勉強法”です。

私が勝手につけた名前ですが、私の趣味の中に映画鑑賞や読書があります。

そこで、映画鑑賞や読書を使った英語の勉強を試みてみました。

ただ、英語の映画をいきなり見ても多分理解するのは難しいと思いますので私は以下のようなことを試しています。

  1. 自分の好きな映画のDVDを購入もしくはレンタルする
    ※英語と日本語の音声、英語と日本語の字幕がついていることを必ず確認してください。
  2. 日本語音声、日本語字幕で鑑賞する
    シーンと内容が結びつけることが重要です。
  3. 英語音声、日本語字幕で鑑賞する
    ただし、ある程度自信がある人は#2のステップ及び#3のステップは省力しても構いません。
    自分自身で始めやすいステップから取り組み始めるのが良いと思います。
  4. だいたい内容が理解できたら、英語音声、英語字幕で鑑賞する
    慣れてきたら、#3のステップはスキップして良いと思います。
    鑑賞していて分からない単語が出てきたら書き留めておいて訳を調べましょう。2回目くらいからは、字幕を見ながら小さい声でよいので一緒に口ずさみながら鑑賞してみて下さい。
    ※マンブリングと言ったりします。
  5. 仕上げとして、英語音声、字幕なしで鑑賞する
    字幕なしでマンブリング出来たら、このDVDの英語はほぼ理解できたと思って過言ではないです。

素材としてはできれば、ビジネスものとか社会派ものが向いていると思います。

注意
ハードボイルドのアクションものは、普段使えないスラングばかりに強くなってしまうので不向きです。

小説に関しても同様です。

アプローチは映画鑑賞と同じです。

初めに日本語で好きな小説を読んで、次に英語の原書を読みます。

頭の中にある日本語で読んだシーンが想起され、多少わからない英単語が出てきても自然に読み進めることができるようになります。

2回目に英語で読む時には、分からなかった単語もあまり気になりなくなります。

3.隙間時間の勉強法は?

これは、毎日少しずつ取りこぼしているスキマ時間を活用するものです。

電車の中で、スマホでゲームをしたりして時間を無駄にしている人が大半ですよね?

1日の中でできる、こうした10分・15分のスキマ時間を英語の勉強に活用しています。

よく使っているのがKindleです。

Kindleで英語の書籍をダウンロードし、Text to Speechの機能で読みあげてもらい、書籍を読みながら、音声を聞き、人に聞こえないようにマンブリングしています。

その他に、先ほど紹介した「McKinsey Insights」だとか、「BBC 6 Minute English」等を利用しています。

「BBC 6 Minute English」は、英国のBBCが英語を母国語としないとのために提供している素材で、週1回情報が更新されます。

毎回、6分間の音声とその内容を英文で記載した内容の組み合わせで更新されます。

比較的短めなテーマを英文付きで聞くことができるので、英語が苦手の人が始めるには良いと思います。

私も決して英語が得意だったわけではありませんが、少しずつ継続していくうちに段々と勉強することが楽しくなってきました。

4.まとめ

学生の頃は身構えて英語の勉強をしていたからか、正直あまり英語を好きになれませんでした。
社会人になって、毎日空いた時間に少しずつ自分の好きな題材で勉強するようになって、段々と抵抗感は無くなってきました。

英語に苦手意識がある人も、少しずつでも毎日好きな題材で続けることをお勧めします。

まずは始めてみましょう。

Let’s get started!